AndroidのAPIレベル、OSバージョン、コードネーム、その他プチ情報を一覧にまとめました。
APIレベル36 / Android 16 / Baklava(バクラヴァ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 16 | 2025/06/11 | 正式リリース |
- 主な特徴
- Edge-to-Edge表示の義務化
アプリが画面の端から端(ステータスバーやナビゲーションバーの背後)まで描画することが必須となりました。 - Material 3 Expressive
デザイン言語がさらに進化し、より大胆なアニメーション、色彩、ブラー(ぼかし)効果を活用した感情に訴えかけるようなインターフェースが導入されました。 - ヘルスコネクトの医療データ対応
「ヘルスコネクト」がFHIR標準に基づく医療記録の共有をサポートしました。ユーザーの同意に基づき、アプリ間で血圧や血糖値などの医療データを安全にやり取りできるようになります。 - 埋め込み型フォトピッカー
プライバシーを保護しつつ写真を選択できる「フォトピッカー」がアプリの一部としてシームレスに埋め込めるようになりました。 - オーディオ共有の強化
Bluetooth LE Audioを利用して近くにいる複数の人と同時に音楽や音声を共有する機能が使いやすくなりました。 - 16KBページサイズのサポート
メモリ管理で従来の4KBだけでなく16KBページサイズをサポートし、重い負荷がかかるアプリでのパフォーマンスと電力効率が向上しました。
- Edge-to-Edge表示の義務化
APIレベル35 / Android 15 / Vanilla Ice Cream(バニライスクリーム)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 15 | 2024/09/03 | 正式リリース |
- 主な特徴
- プライベートスペース
機密性の高いアプリを他のアプリから隔離された安全な領域に隠すことができる機能が追加されました。 - Edge-to-Edgeのデフォルト適用
APIレベル35以上をターゲットとするアプリは画面上下のステータスバー、ナビゲーションバーの背後までコンテンツを描画することが標準となりました。 - 部分的な画面共有
特定のアプリウィンドウだけを録画・共有できるようになりました。 - 衛星通信のサポート拡大
衛星経由でのメッセージ送受信をOSレベルで標準サポートしました。 - 予測型「戻る」アニメーションの改善
ジェスチャー時のプレビュー表示がシステム全体で強化されました。 - 盗難検知ロック
AIが「ひったくり」のような急激な動きを検知するとデバイスを自動的にロックするセキュリティ機能が強化されました。 - 低照度ブースト
暗い場所でのカメラのプレビュー表示を明るくする機能が追加され、QRコードの読み取りや夜間の撮影がより快適になりました。
- プライベートスペース
APIレベル34 / Android 14 / Upside Down Cake(アップサイドダウンケーキ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 14 | 2023/10/04 | 正式リリース |
- 主な特徴
- フォントの非線形スケーリング
最大200%拡大時もレイアウト崩れを防ぐ非線形スケーリングが導入されました。 - 写真・動画への選択的アクセス
アプリがすべての写真へのアクセスを要求した際、ユーザーが「一部の写真や動画のみ」を選んで許可できるようになりました。 - Ultra HDRのサポート
より鮮やかな色彩と高いコントラストを持つ「Ultra HDR」形式をサポート。HDRディスプレイで見たときには非常に明るく鮮やかに、非対応の画面では通常の画像として表示されます。 - 地域設定の独立化
システム言語とは別に温度単位(摂氏/華氏)、週の始まりの曜日、数字の形式などを個別に設定できるようになりました。 - ロック画面のカスタマイズ
ロック画面の時計のデザインや色を変更したり、ショートカット(カメラ、ライト、QRコードスキャナーなど)を自由に入れ替えたりすることが可能になりました。 - 予測型「戻る」アニメーション
ジェスチャー時にプレビュー表示で誤操作防止。
画面の端からスワイプして「戻る」操作をする際、前の画面がどこへ戻るのかを視覚的にプレビューできるようになり、意図しないアプリ終了を防ぎます。 - 通知フラッシュ
通知が届いたときに画面や背面のカメラフラッシュを点滅させて知らせる機能が標準搭載されました。 - ヘルスコネクトの統合
これまで別アプリだった「ヘルスコネクト」がOSに統合されました。
- フォントの非線形スケーリング
APIレベル33 / Android 13 / Tiramisu(ティラミス)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 13 | 2022/08/15 | 正式リリース |
- 主な特徴
- 通知の権限許可(ランタイム パーミッション)
アプリが通知を送信する前にユーザーに明示的な許可を求めるポップアップが表示されるようになりました。 - 写真ピッカー(Photo Picker)
アプリに写真ライブラリ全体へのアクセス権を与えなくてもユーザーが選択した特定の写真や動画だけを安全にアプリと共有できる仕組みが導入されました。 - アプリごとの言語設定
システム全体の言語設定とは別に特定のアプリだけを別の言語に設定できるようになりました。 - メディア権限の細分化
従来の「ストレージへのアクセス権限」が「画像」「動画」「音声」の3つに細分化されました。 - クリップボードの改善
テキストや画像をコピーした際、画面の隅にプレビューが表示されその場で編集できるようになりました。また、パスワードなどの機密情報をコピーした場合は一定時間後に自動で履歴が削除されます。 - テーマアイコンの拡張
壁紙の色に合わせてアプリアイコンの色調が変化する「テーマアイコン」がGoogle製以外のアプリにも広く対応しました。 - Bluetooth LE Audioのサポート
次世代のBluetoothオーディオ規格をサポートし、より高音質かつ低遅延、低消費電力でのワイヤレスオーディオが使用可能になりました。 - 日本語の「文節」改行の最適化
テキストが画面端で折り返される際、単語の途中で不自然に切れるのではなく文節(意味の区切り)を考慮して改行されるようになりました。
- 通知の権限許可(ランタイム パーミッション)
APIレベル32 / Android 12L / Snow Cone v2(スノーコーン v2)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 12.1 | 2022/03/07 | 正式リリース |
- 主な特徴
- 大画面向けUIの最適化
画面が広いデバイス向けに通知シェード、ロック画面、設定メニューが「2カラム(2列)レイアウト」になりました。 - タスクバーの導入
画面下部にPCのような「タスクバー」が追加されました。アプリを素早く切り替えたり、アプリアイコンを画面上にドラッグ&ドロップして即座に画面分割(分割画面モード)を開始したりできるようになりました。 - マルチタスク機能の強化
分割画面モードの使い勝手が向上し、すべてのアプリ(サイズ変更に対応していないアプリでも)を分割画面で開けるように強制するオプションが追加されました。 - 互換性モードの視覚的改善
大画面に最適化されていない古いアプリを全画面表示にした際、左右に余白(レターボックス)が出る場合がありますが、この外観をメーカーがカスタマイズ(背景色や角丸の調整など)できるようになりました。 - アクティビティ埋め込み
アプリ開発者が1つのアプリ内で複数のアクティビティを左右に並べて表示できるようになりました(例:左にメール一覧、右に本文)。これにより、既存のアプリを大きな変更なしに大画面へ対応させやすくなりました。加されました。 - 互換性モードの視覚的改善
大画面に最適化されていない古いアプリを全画面表示にした際、左右に余白(レターボックス)が出る場合がありますが、この外観をメーカーがカスタマイズ(背景色や角丸の調整など)できるようになりました。 - アクティビティ埋め込み
アプリ開発者が1つのアプリ内で複数のアクティビティを左右に並べて表示できるようになりました(例:左にメール一覧、右に本文)。これにより、既存のアプリを大きな変更なしに大画面へ対応させやすくなりました。
- 大画面向けUIの最適化
APIレベル31 / Android 12 / Snow Cone(スノーコーン)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 12 | 2021/10/04 | 正式リリース |
- 主な特徴
- Material You(ダイナミック カラー)
ユーザーが設定した壁紙から自動的に色を抽出し、通知シェード、ロック画面、ウィジェット、対応アプリなどのシステム全体にその色を適用する機能が導入されました。 - プライバシーダッシュボード
アプリが、いつ、どの権限(カメラ、マイク、位置情報など)にアクセスしたかをタイムライン形式で一元管理できるようになりました。 - マイク・カメラの使用インジケーター
アプリがカメラやマイクを使用している間、画面の右上に緑色のアイコンが表示されるようになりました。また、クイック設定パネルからシステム全体でカメラとマイクを即座にオフにするボタンも追加されました。 - 「おおよその位置情報」の選択
アプリに位置情報の権限を与える際、「正確な位置」ではなく「おおよその位置(数km単位)」のみを許可できるようになり、プライバシー保護が強化されました。 - スクロールスクリーンショット
画面に表示されている範囲を超えて、ページの下部までを1枚の画像として保存できる機能が標準搭載されました。 - クイック設定パネルの刷新
ボタンが大きく押しやすい長方形のデザインに変更され、Google Pay(現Google ウォレット)やスマートホーム操作へのアクセスがより簡単になりました。 - 片手モード
画面全体を下に引き下げることで、画面上部の項目に指が届きやすくする新しい「片手モード」が導入されました。 - ゲーム ダッシュボード
ゲーム中に画面録画やYouTube配信、FPS表示、通知オフ設定などに素早くアクセスできるツールバーが追加されました。
- Material You(ダイナミック カラー)
APIレベル30 / Android 11 / Red Velvet Cake(レッドベルベットケーキ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 11 | 2020/09/08 | 正式リリース |
- 主な特徴
- 会話セクションの導入
通知シェードの中でメッセージアプリ(LINEやSlackなど)からの通知を他の一般通知と分けて最上部に表示するようになりました。 - バブル
メッセージアプリを閉じても画面上に小さなアイコンとして表示させ続け、どの画面からでも即座にチャット画面を呼び出して返信できるようになりました。 - スクリーン録画機能の標準搭載
外部アプリを使わずに画面上の動きを音声付きでキャプチャ(録画)できる機能がシステムに組み込まれました。 - 「今回のみ」の権限許可
位置情報、マイク、カメラへのアクセスについて、永続的な許可ではなく「今回1回限り」だけ許可する選択肢が追加されました。 - 権限の自動リセット
長期間使用していないアプリに対して過去に与えた権限(連絡先、カメラなど)を自動的にリセットする機能が導入されました。 - 電源メニューでのデバイス操作
電源ボタンを長押しした際、Google Homeと連携している照明やスマートロックなどのスマートデバイスを即座に操作できるパネルが表示されるようになりました。 - メディアコントロールの統合
音楽や動画の再生コントロールが通知シェードから「クイック設定パネル」の中に統合されました。 - Scoped Storageの義務化
アプリがアクセスできるストレージ範囲を制限し、ユーザーの個人ファイルへの不要なアクセスを防ぐセキュリティ強化が本格的に実施されました。
- 会話セクションの導入
APIレベル29 / Android 10 / Quince Tart(クインス・タルト)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 10 | 2019/09/03 | 正式リリース |
- 主な特徴
- ダークテーマの標準サポート
システム全体でダークモードが利用可能になりました。クイック設定から切り替えることができ、Google純正アプリだけでなく対応するサードパーティアプリも一括で黒基調のデザインに変更されます。 - ジェスチャーナビゲーション
画面下部の「戻る」「ホーム」「履歴」のボタンをなくして画面の端からスワイプすることで操作するモードが導入されました。 - プライバシーと位置情報の強化
位置情報のアクセス権限について「常に許可」の他に「アプリの使用中のみ許可」という選択肢が追加されました。 - 自動字幕起こし
デバイス上で再生されている動画、ポッドキャスト、音声メッセージなどにリアルタイムで字幕を表示する機能が登場しました。 - システムアップデートの効率化
OSの基幹部分を「Google Play システムアップデート」を通じて直接更新できるようになりました。これによりキャリア、メーカーのOSアップデートを待たずにセキュリティ修正などの重要なパッチを素早く受け取ることが可能になりました。 - スマートリプライ
通知から直接メッセージを返す際に次に来るべき言葉や絵文字を予測して提案する、住所が含まれている場合に直接Google マップを開くといったアクション提示などがされるようになりました。 - ファミリーリンクの統合
設定画面の中に「保護者による使用制限」が統合されました。 - フォーカスモード
「Digital Wellbeing」の一部として集中したい時に特定のアプリの通知を一時的に停止してアプリを開けなくする機能が追加されました。
- ダークテーマの標準サポート
APIレベル28 / Android 9 / Pie(パイ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 9 | 2018/08/06 | 正式リリース |
- 主な特徴
- アダプティブバッテリー
ユーザーのアプリ利用パターンを学習して使用頻度の低いアプリによるバッテリー消費を制限することで電池持ちが向上されました。 - アダプティブブライトネス
周囲の明るさだけでなくユーザーが「どの環境でどの程度の明るさを好むか」を学習し、手動での調整を減らすように進化しました。 - Digital Wellbeing
アプリごとの利用時間を確認したり、夜間に画面を白黒にして使用を促しにくくする「お休みモード」などの機能が導入されました。 - 新しいジェスチャーナビゲーション
従来の「戻る」「ホーム」「履歴」の3ボタンから小さなバーをスワイプして操作する新しい方式が導入されました(Android 10のフルジェスチャーの前段階)。 - App Actions
ヘッドホンを接続した際に「音楽アプリの特定のプレイリストを再生する」ショートカットがランチャーに表示される等、ユーザーの次の行動を予測して提示する機能されました。 - ディスプレイカットアウトのサポート
画面上部の「ノッチ(切り欠き)」があるデバイスをOSレベルで正式にサポートし、コンテンツがノッチに重ならないように制御できるようになりました。 - セキュリティの強化
アプリの通信において暗号化されていないHTTP通信が原則禁止され、HTTPS(TLS)がデフォルトで求められるようになりました。 - 屋内位置測位(Wi-Fi RTT)
Wi-Fiの通信時間を利用して、GPSが届かない屋内でも数メートルの誤差で位置を特定できる技術(IEEE 802.11mc)がサポートされました。
- アダプティブバッテリー
APIレベル27 / Android 8.1 / Oreo(オレオ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 8.1 | 2017/12/05 | 正式リリース |
- 主な特徴
- Neural Networks APIの導入
デバイス上で機械学習をGPU/DSPで高速化され、TensorFlow Liteなどでクラウド不要の画像認識・予測処理が可能。 - Android Go edition のサポート
メモリ(RAM)が1GB以下の端末向けに軽量最適化とメモリ管理が正式サポートされました。 - Bluetoothデバイスのバッテリー残量表示
クイック設定パネルやBluetoothの設定画面で接続しているワイヤレスイヤホンなどのバッテリー残量を確認できるようになりました。 - WallpaperColors API
壁紙の色を抽出してシステムに伝えるAPIが追加されました。暗い色の壁紙を設定すると通知シェードやランチャーが自動的にダークトーンに切り替わるなど、後の「Material You」につながる視覚的な最適化が行われました。 - 自動入力の改善
パスワードマネージャーのID、パスワードの入力精度が向上しました。 - セーフブラウジングの強化
アプリ内のウェブ表示において危険なサイト(フィッシング詐欺やマルウェア配布サイト)を検知し、ユーザーに警告を表示する機能が強化されました。 - 通知の制限
アプリが1秒間に鳴らせる通知音を1回までに制限するなどの過度な通知を軽減する仕組みが導入されました。
- Neural Networks APIの導入
APIレベル26 / Android 8.0 / Oreo(オレオ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 8.0 | 2017/08/21 | 正式リリース |
- 主な特徴
- Project Treble
OSフレームワークとドライバが分離され、メーカーのアップデートが迅速にできるようになりました。 - 通知チャンネル
通知をカテゴリごとに管理できるようになりました。 - ピクチャーインピクチャー
動画再生中に他のアプリを開くと動画が小さなウィンドウで表示され続け、作業を中断せずに動画を視聴できるマルチタスク機能が追加されました。 - アダプティブアイコン
メーカーやランチャー(ホーム画面アプリ)の設定に合わせてアプリアイコンの形を自動的に「円形」「四角形」「角丸」などに切り替えられるようになりました。 - Autofill(自動入力)フレームワーク
ログイン情報やクレジットカード番号などをアプリ間で共有し、自動入力する仕組みがOSレベルで提供されました。 - バックグラウンド実行制限
バッテリー消費を抑えるため、バックグラウンドで動作しているアプリが実行できるサービスや位置情報取得に厳しい制限が設けられました。 - LDACのサポート
ソニーが開発した高音質Bluetoothコーデック「LDAC」が標準でサポートされ、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音楽体験が可能になりました。 - 通知ドット
アプリアイコンの右上に小さな点(ドット)を表示し未読の通知があることを視覚的に知らせる機能が追加されました。
- Project Treble
APIレベル25 / Android 7.1 – 7.1.2 / Nougat(ヌガー)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 7.1 | 2016/10/04 | 正式リリース |
| Android 7.1.1 | 2016/12/05 | アプリショートカット正式追加、キーボードUI改善、安定性向上 |
| Android 7.1.2 | 2017/04/04 | バグ修正・セキュリティパッチ・機能改善 |
- 主な特徴
- アプリショートカット
ホーム画面のアイコン長押しで特定機能にジャンプするメニューが追加されました。 - イメージキーボードのサポート
キーボードから絵文字だけでなく、GIFアニメーション、ステッカー、カスタム画像を直接アプリに入力できるAPIが導入されました。 - 円形アイコンのサポート
Google Pixelのランチャーで採用された「円形」のアイコンを正式にサポートされ、開発者はデバイスのテーマに合わせて四角形と円形の両方のアイコンを用意できるようになりました。 - Daydream VR プラットフォーム
低遅延のモバイルVRプラットフォーム「Daydream」がサポートされました。 - ストレージマネージャーの改善
アプリが不要なファイルを自動的に削除したりユーザーがストレージを簡単に整理したりするための新しい「ストレージ管理インテント」が追加されました。 - 指紋センサーのジェスチャー
指紋センサーをスワイプすることで通知シェードを開閉するなど、センサーを操作デバイスとして活用する機能が追加されました。 - ナイトライト
画面のブルーライトを抑え、夜間の目への負担を軽減する機能がOS標準として組み込まれました。
- アプリショートカット
APIレベル24 / Android 7.0 / Nougat(ヌガー)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 7.0 | 2016/08/22 | 正式リリース |
- 主な特徴
- マルチウィンドウをサポート
OS標準機能として2つのアプリを同時に画面に表示できる「分割画面モード」が導入されました。 - 通知からのダイレクトリプライ
アプリを開くことなく通知シェード内の通知から直接テキストを入力して返信できるようになりました。 - 通知のグループ化
同じアプリからの複数の通知を1つのグループにまとめ、展開して個別に操作できるようになりました。 - JIT(Just-In-Time)コンパイラの導入
ART(Android Runtime)にJITコンパイラが追加され、アプリのインストール速度が大幅に向上。システムアップデート後の「アプリの最適化」待ち時間がほぼ解消されました。 - 省電力機能の強化
Android 6.0で導入された省電力機能「Doze」が進化し、端末が静止している時だけでなくポケットやバッグに入れて持ち歩いている状態(画面オフ時)でも省電力モードが働くようになりました。 - Vulkan API のサポート
新しい3DグラフィックスAPIである「Vulkan」をサポート。対応するゲームアプリにおいてCPU負荷を抑えつつ高いグラフィックスパフォーマンスを発揮できるようになりました。 - データセーバー
バックグラウンドでのデータ通信を制限する「データセーバー」機能が追加されました。 - クイック設定パネルのカスタマイズ
通知シェード上部のクイック設定アイコンをユーザーが自由に並べ替えたり、サードパーティアプリが独自のタイルを追加したりできるようになりました。
- マルチウィンドウをサポート
APIレベル23 / Android 6.0 / Marshmallow(マシュマロ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 6.0 | 2015/10/05 | 正式リリース |
- 主な特徴
- 実行時権限(Runtime Permissions)の導入
アプリのインストール時ではなく、アプリ使用最中に各種権限が必要になった場合に「〇〇のアクセスを許可しますか?」の確認が出るようになりました。 - Dozeモード(省電力機能)
端末が長時間動かされていない(机に置かれている等)ことを検知すると自動的に深いスリープ状態に入り、バックグラウンド通信を制限することで待機時のバッテリー消費を大幅に削減しました。 - App Standby
あまり使っていないアプリを個別に待機状態にしてアプリが勝手にネットワーク通信やCPUを消費するのを防ぐ機能です。 - 指紋認証の標準サポート
OSレベルで指紋認証がサポートされました。メーカーを問わず指紋センサーを搭載した端末でロック解除、アプリのログイン、決済を安全に行えるようになりました。 - USB Type-C のサポート
USB Type-Cがネイティブサポートされました。これにより高速充電や「スマホから他のデバイスを充電する」といった制御が可能になりました。 - Now on Tap
ホームボタンを長押しすると、その時画面に表示されている内容をGoogleが解析して関連情報を提示する機能です。例えば、チャットでレストランの話をしていれば、その店の予約ページや地図を即座に表示できました。 - ダイレクトシェア(Direct Share)
共有メニューを開いた際、よく連絡をとる特定の人物を直接選択してコンテンツを送れるようになりました。 - アプリリンク(App Links)の強化
ブラウザのURLをクリックした際「どのアプリで開きますか?」という選択肢を出さずに対応する公式アプリを直接開く仕組みが導入されました。
- 実行時権限(Runtime Permissions)の導入
APIレベル22 / Android 5.1 – 5.1.1 / Lollipop(ロリポップ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 5.1 | 2015/03/09 | 正式リリース |
| Android 5.1.1 | 2015/04/21 | セキュリティ修正、安定性向上 |
- 主な特徴
- マルチSIMカードのネイティブサポート
OSレベルで複数のSIMカードを公式にサポートしました。 - Device Protection(端末保護機能)
端末を紛失して第三者が初期化(ファクトリーリセット)を試みても、事前に登録されていたGoogleアカウントの認証をパスしない限り端末がロックされ使用不能になる盗難・紛失対策が強化されました。 - HD Voice(高音質通話)のサポート
対応するキャリアや端末間でクリアな音質で通話ができるHD Voice(VoLTEなど)を標準サポートしました。 - クイック設定からのWi-Fi/Bluetooth接続
クイック設定パネルのWi-FiやBluetoothのアイコン下にある矢印をタップすることで、設定画面を開かずにその場で接続先の切り替えやスキャンができるようになりました。 - 通知の「中断」機能の改善
画面上部に表示されるヘッドアップ通知(通知のバナー)を上へスワイプして通知自体を消さずに一時的に隠すなどの細かな挙動が改善されました。 - アニメーションの洗練
マテリアルデザインのUIアニメーションが調整されました。
- マルチSIMカードのネイティブサポート
APIレベル21 / Android 5.0 – 5.0.2 / Lollipop(ロリポップ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 5.0 | 2014/11/12 | 正式リリース |
| Android 5.0.1 | 2014/12/02 | ロック画面、通知のバグ修正 |
| Android 5.0.2 | 2014/12/19 | セキュリティ修正、安定性向上 |
- 主な特徴
- マテリアルデザインの導入
紙とインクを模したフラットで影のあるUI、アニメーション、色彩が特徴のデザインです。 - ART(Android Runtime)への完全移行
従来のDalvikに代わり、アプリの実行効率を大幅に高める「ART」が標準の実行環境となりました。 - 通知機能の刷新
ロック画面上で通知を直接確認・操作できるようになりました。また、全画面アプリ使用中に小さなウィンドウで通知を出す「ヘッドアップ通知」も導入されました。 - 省電力化(Project Volta)
バッテリーの持ちを改善するためのプロジェクトが実施され、電力消費の可視化や「バッテリーセーバー」モードが標準搭載されました。 - 64ビット対応
ARM / x86 / MIPSの64ビットネイティブサポートが行われました。 - Smart Lock(スマートロック)
信頼できるBluetoothデバイス(スマートウォッチなど)や場所、あるいは顔認識を使用して、特定の条件下で自動的に端末のロックを解除する機能が追加されました。 - Camera2 API
カメラのハードウェアをより詳細に制御できる新しいAPIが導入され、RAW形式での保存やマニュアル撮影機能が強化されました。
- マテリアルデザインの導入
APIレベル20 / Android 4.4W – 4.4W.2 / KITKAT_WATCH
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.4W | 2014/06/25 | 正式リリース |
| Android 4.4W.1 | 2014/09/06 | バグ修正・安定性向上 |
| Android 4.4W.2 | 2014/10/21 | セキュリティ修正・最適化 |
- 主な特徴
- Android Wear(現在のWear OS)の初版で、スマートフォン向けではなくスマートウォッチ等のウェアラブル端末専用として設計されました。APIレベル21でスマートフォンとウェアラブルのAPIレベルが統合されたのでAPIレベル20はウェアラブル専用の唯一のAPIレベルです。
APIレベル19 / Android 4.4 – 4.4.4 / KitKat(キットカット)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.4 | 2013/10/31 | 正式リリース |
| Android 4.4.1 | 2013/12/05 | セキュリティ修正 |
| Android 4.4.2 | 2013/12/09 | セキュリティ強化、バグ修正 |
| Android 4.4.3 | 2014/06/02 | セキュリティ修正 |
| Android 4.4.4 | 2014/06/19 | セキュリティ修正 |
- 主な特徴
- メモリ最適化(Project Svelte)
RAMが512MB以下のデバイス向けにメモリ使用量を削減するプロジェクトで、Android 4.4の主要目標でした。 - イマーシブモード(全画面表示)
ステータスバー・ナビゲーションバーを隠す全画面表示機能が導入されました。 - 「Ok Google」の導入
ホーム画面やGoogle Nowで音声コマンド「OK Google」が利用可能になり、検索や操作が開始されます。 - 印刷機能の標準サポート
Google Cloud Printやプラグイン経由のWi-Fi印刷フレームワークが標準サポートされました。 - NFC支払いの強化
HCE(Host Card Emulation)によりセキュアエレメント(物理的なICチップ)不要でNFC決済が可能になりました。 - ストレージ・アクセス・フレームワーク
クラウド(Google Driveなど)やローカルファイルを統一インターフェースで扱えるようになり、アプリ間共有が容易になりました。
- メモリ最適化(Project Svelte)
APIレベル18 / Android 4.3 – 4.3.1 / Jelly Bean MR2(ジェリービーン MR2)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.3 | 2013/07/24 | 正式リリース |
| Android 4.4.1 | 2013/10/03 | セキュリティ修正 |
- 主な特徴
- BLE(Bluetooth Low Energy)のサポート
省電力で動作するBluetooth規格(Bluetooth Smart)がOSレベルで標準サポートされ、ウェアラブルデバイスとの連携が容易になりました。 - OpenGL ES 3.0 のサポート
より高度な3Dグラフィックスを表現するための標準規格「OpenGL ES 3.0」に対応しました。 - 制限付きプロフィール(Restricted Profiles)
タブレット端末でユーザーごとにアプリの使用制限や機能制限をかけられる機能が導入され、ペアレンタルコントロールや店舗での展示用端末としての活用が可能になりました。 - ダイヤラーの改善(予測入力)
電話アプリのダイヤルパッドで数字を入力すると連絡先から名前や電話番号を自動的に予測して表示する機能が追加されました。 - 位置情報のバックグラウンドスキャン
Wi-Fiをオフにしていても位置情報の精度向上のためにバックグラウンドでWi-Fiのスキャンだけを許可する設定が追加されました。 - TRIMのサポート
内蔵ストレージの断片化を防ぎ、長期使用による動作速度の低下を抑制する「TRIM」がシステムで実行されるようになりました。 - 通知リスナーサービス
アプリがステータスバーの通知内容を読み取ったり通知を操作したりできるAPIが提供されました。
- BLE(Bluetooth Low Energy)のサポート
APIレベル17 / Android 4.2 – 4.2.2 / Jelly Bean MR1(ジェリービーン MR1)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.2 | 2012/11/13 | 正式リリース |
| Android 4.2.1 | 2012/11/27 | バグ修正 |
| Android 4.2.2 | 2013/02/11 | セキュリティ修正 |
- 主な特徴
- マルチユーザー・サポート(タブレット限定)
1台のタブレットを複数のユーザーで使い分けられる機能が導入されました。 - ロック画面ウィジェット
端末のロックを解除することなく、カレンダーやメール、音楽コントロールなどのウィジェットを確認・操作できるようになりました。 - クイック設定パネル
通知シェードから素早く「明るさ」「Wi-Fi」「機内モード」などの設定を変更できるパネルが追加されました。 - Photosphere
上下左右360度の全天球パノラマ写真を撮影できる機能がカメラアプリに追加されました。 - ジェスチャー・タイピング
キーボードを指でなぞるだけで文字を入力できる機能が標準のGoogleキーボードに搭載されました。 - Miracastのサポート
ワイヤレスで画面をテレビや外部ディスプレイにミラーリングできる業界標準規格「Miracast」にネイティブ対応しました。 - Daydream(スクリーンセーバー)
端末を充電中やドックに接続している間に、写真やニュース、時計などを表示させる「Daydream」モード(後のスクリーンセーバー機能)が導入されました。 - RTLサポート
アラビア語やヘブライ語などの右から左へ読む言語のネイティブサポートが強化されました。
- マルチユーザー・サポート(タブレット限定)
APIレベル16 / Android 4.1 – 4.1.2 / Jelly Bean(ジェリービーン)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.1 | 2012/07/09 | 正式リリース |
| Android 4.1.1 | 2012/10/11 | バグ修正・安定性向上 |
| Android 4.1.2 | 2012/11/12 | セキュリティ修正 |
- 主な特徴
- Project Butter
「バターのように滑らかな操作感」を目指しグラフィックの描画速度を60fpsに固定。VSYNC(垂直同期)やトリプルバッファリングでタッチレスポンスの遅延を最小化。 - Google Nowの導入
ユーザーの検索履歴や位置情報、カレンダーの予定などに基づき、必要な情報を「カード」形式で適切なタイミングで提示する(例:通勤時間に電車の遅延情報を出す)先駆的なアシスタント機能が登場しました。 - 拡張可能な通知
通知エリアの項目を2本指で広げる(ピンチアウト)ことで内容を詳細に表示したり、通知から直接「電話をかける」「共有する」などのアクションを実行したりできるようになりました。 - ウィジェットの自動リサイズ
ホーム画面にウィジェットを配置する際、周囲のアイコンを自動的に避けて移動したり、空きスペースに合わせてウィジェットのサイズが自動調整されるようになりました。 - 音声入力のオフライン対応
インターネットに接続していなくても端末内で音声からテキストへの変換が可能になりました。 - アクセシビリティの向上
「Gesture Mode」の導入により視覚障害を持つユーザーがジェスチャー操作で端末を利用しやすくなるなど、TalkBack機能が大幅に強化されました。 - Android Beam(NFC)の強化
NFCを利用して端末同士を背中合わせにするだけで写真や動画をBluetooth経由で素早く転送できるようになりました。
- Project Butter
APIレベル15 / Android 4.0.3 – 4.0.4 / Ice Cream Sandwich MR1(アイスクリームサンドイッチ MR1)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.0.3 | 2011/12/16 | 正式リリース |
| Android 4.0.4 | 2012/03/28 | バグ修正・安定性向上 |
- 主な特徴
- ソーシャルストリームAPIの導入
連絡先アプリに「ソーシャルストリーム」の統合が追加されました。SNSのステータス更新やチェックイン情報などを、システムの連絡先データと同期させて表示できるようになりました。 - カレンダープロバイダーの改善 カレンダーアプリのデータへのアクセス権限が整理され、サードパーティのアプリがカレンダーの予定をより高度に管理したり、色分けなどの詳細情報を取得したりしやすくなりました。
- カメラ機能の強化
動画撮影中の手ぶれを軽減する機能の強化、QVGA解像度での動画撮影プロファイルが追加されました。 - アクセシビリティの向上
視覚障害者向けのスクリーンリーダー(TalkBack)の機能が改善され、ウェブコンテンツの読み上げやブラウジング体験が向上しました。 - パフォーマンスの最適化
グラフィック描画、データベース処理、スペルチェッカーの精度などシステム全体の動作安定性と速度が向上しました。 - Bluetooth HDP
心拍計・血圧計などの医療機器との連携が強化されました。
- ソーシャルストリームAPIの導入
APIレベル14 / Android 4.0 – 4.0.2 / Ice Cream Sandwich(アイスクリームサンドイッチ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 4.0 | 2011/10/18 | 正式リリース |
| Android 4.0.1 | 2011/11/14 | バグ修正 |
| Android 4.0.2 | 2011/11/29 | セキュリティ修正 |
- 主な特徴
- Holoデザイン統合
スマートフォン、タブレット共通のHoloテーマでUIが統一されました。 - ソフトウェア・ナビゲーションボタン
画面内に「戻る」「ホーム」「最近使ったアプリ」のボタンを表示する仕組みが導入されました。 - 最近使ったアプリ(マルチタスク)
マルチタスクボタンをタップすると最近使ったアプリがスクリーンショット付きのリストで表示されるようになりました。 - Android Beam(NFC共有)
NFCを利用して端末同士を背中合わせにするだけで連絡先、URL、YouTube動画などを瞬時に共有できる機能が追加されました。 - フェイスアンロック(顔認証)
フロントカメラを使ってユーザーの顔を認識しロックを解除する機能が搭載されました。 - データ使用量の管理
設定画面からモバイルデータ通信の使用量をグラフで確認し、警告を出したり通信を自動停止したりする制限機能が標準搭載されました。 - ホーム画面のフォルダ作成
アプリアイコンを別のアイコンの上にドラッグ&ドロップするだけでフォルダを作成できるようになりました。 - スクリーンショット機能の標準化
「電源ボタン+音量下げボタン」の同時押しでスクリーンショットを撮る操作がOSレベルで標準化されました。
- Holoデザイン統合
APIレベル13 / Android 3.2 / Honeycomb MR2(ハニカム MR2)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 3.2 | 2011/06/30 | 正式リリース |
- 主な特徴
- 画面互換性モード(ズーム表示)の導入
スマートフォン向けに設計されたアプリをタブレットの大画面で表示する際、単に引き伸ばすのではなくピクセルを補完して画面いっぱいに拡大表示する「ズームモード」が追加されました。 - 7インチタブレットへの最適化
当初想定の10インチクラスのタブレットより小さな7インチクラスのタブレットでも快適に動作するようにUIが調整されました。 - SDカードからのメディア同期
SDカードなどの外部ストレージからメディアファイルを直接読み込み、システムに同期する機能が強化されました。 - 新しい画面サイズ管理API
開発者が「画面の幅」や「高さ」に基づいて、より細かくレイアウトを切り替えられる新しいAPIが導入されました。 - ハードウェア加速のデフォルト有効化
特定の条件下でアプリの描画におけるハードウェアアクセラレーションをより簡単に有効化できるようになりアニメーションや操作の滑らかさが向上しました。
- 画面互換性モード(ズーム表示)の導入
APIレベル12 / Android 3.1 / Honeycomb MR1(ハニカム MR1)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 3.1 | 2011/05/10 | 正式リリース |
- 主な特徴
- USBホストモード(USB On-The-Go)の導入
Android端末がホスト(親)となりUSBキーボード、マウス、ゲームコントローラー、デジタルカメラなどの外部機器を直接接続して操作できるようになりました。 - ホーム画面ウィジェットのサイズ変更
ホーム画面に配置したウィジェットの境界線をドラッグすることでユーザーが好みの大きさにリサイズできるようになりました。 - ジョイスティックとゲームパッドのサポート
USBまたはBluetooth経由でPC用やゲーム機用のコントローラーを接続してゲームをプレイすることが公式にサポートされました。 - 最近使ったアプリ(マルチタスク)の改善
画面右下のボタンから呼び出す「最近使ったアプリ」のリストがスクロール可能になり、APIレベル11の時よりも多くのアプリ履歴をさかのぼれるようになりました。 - ブラウザの「クイックコントロール」
設定から有効にすると、画面の端を親指でタッチするだけで、扇形のメニューからタブの切り替えやURL入力などの操作ができる革新的なUIが導入されました。 - MTP/PTPのサポート
カメラやPCとのファイル転送規格であるMTP(Media Transfer Protocol)やPTP(Picture Transfer Protocol)のサポートが強化され、写真の取り込みなどがよりスムーズになりました。 - Wi-Fi接続の安定化
画面がオフの状態でもWi-Fi接続を維持する機能の改善や、優先度の高いアクセスポイントへの自動接続などが強化されました。
- USBホストモード(USB On-The-Go)の導入
APIレベル11 / Android 3.0 / Honeycomb(ハニカム)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 3.0 | 2011/02/22 | 正式リリース |
- 主な特徴
- 「Holographic(ホログラフィック)」UI
青色を基調とした未来的でサイバーパンクなデザインが採用されました。 - システムバーと通知エリアの刷新
画面下部に「システムバー」が配置され、ナビゲーションボタン(戻る、ホーム、最近使ったアプリ)と、時刻や通知を表示するエリアが統合されました。 - アクションバー(Action Bar)
画面上部にアプリのタイトル、メニュー、操作ボタンを表示する「アクションバー」が導入されました。 - フラグメント(Fragments)の導入
一つの画面を複数のパネルに分割して管理する仕組みが登場しました。 - ビジュアル化されたマルチタスク
最近使ったアプリのボタンを押すと現在のアプリの状態がサムネイル(画像)付きのリストで表示されるようになりました。 - ホーム画面ウィジェットの強化
ウィジェット内でリストをスクロールしたりスタック状のコンテンツをめくったりできるようになりました。 - ハードウェアアクセラレーション
2Dグラフィックスの描画にGPUを利用する機能が強化され、アニメーションやスクロールがより滑らかになりました。 - ブラウザのタブ機能
標準ブラウザで「タブ」がサポートされました。
- 「Holographic(ホログラフィック)」UI
APIレベル10 / Android 2.3.3 – 2.3.4 / Gingerbread(ジンジャーブレッド)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 2.3.3 | 2011/02/09 | 正式リリース |
| Android 2.3.4 | 2011/04/28 | SDK / OS更新 |
- 主な特徴
- NFC(近距離無線通信)機能の拡張
開発者がより高度なNFCタグの読み書きや、P2P(端末間)でのデータ交換を行えるAPIが追加されました。 - Google Talk でのビデオ・音声チャット
当時のチャットアプリ「Google Talk」でフロントカメラを利用したビデオ通話と音声通話が可能になりました。 - Android Open Accessoryサポート
Android 3.1で導入されたUSB経由で外部アクセサリ(キーボード、音楽機器、特殊なハードウェアコントローラーなど)を接続するための仕組みが2.3.4でもサポートされました。 - グラフィックス・メディアの安定性向上
グラフィックスドライバや、マルチメディアフレームワーク(OpenSL ES)のバグ修正が行われ、ゲームや動画再生の安定性がさらに高まりました。 - ネットワーク性能の最適化
通信プロトコルの微調整が行われ、当時の3G環境下でのバッテリー消費を抑えつつより安定したデータ通信が行えるようになりました。
- NFC(近距離無線通信)機能の拡張
APIレベル9 / Android 2.3 – 2.3.2 / Gingerbread(ジンジャーブレッド)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 2.3 | 2010/12/06 | 正式リリース |
| Android 2.3.1 | 2010年末〜2011年初 | Nexus S向けを主としたマイナーアップデート |
| Android 2.3.2 | 2011年初 | バグ修正 |
- 主な特徴
- ユーザーインターフェースの刷新
それまでの明るい色調から黒を背景にグリーンのアクセントを加えたダークなデザインに刷新されました。これは当時普及し始めた有機ELディスプレイの消費電力を抑える効果もありました。 - NFC(近距離無線通信)のサポート
NFCをOSレベルでサポートしました。 - フロントカメラのサポート
複数のカメラを公式にサポートしました。 - ゲームパフォーマンスの向上
ジャイロスコープや回転ベクトルなどの新しいセンサーへの対応、さらにオーディオ処理の低遅延化(OpenSL ES)が行われました。 - バッテリー管理機能の強化
どのアプリがどの程度バッテリーを消費しているかを詳細に確認できる「バッテリー使用量」画面、バックグラウンドアプリをより賢く制御する仕組みが導入されました。 - テキスト選択とコピー&ペーストの改善
単語を長押ししてハンドルを表示、範囲を選択してコピーするという現在とほぼ同じ操作体系がこのバージョンで確立されました。 - ダウンロードマネージャーの導入
ブラウザやアプリからダウンロードしたファイルを一括管理できる「ダウンロード」アプリが追加されました。 - Dalvik VMの改善(並行ガベージコレクション)
システム内部の動作(ガベージコレクション)を改善しアプリの動作中に発生していた一瞬の「カクつき」を大幅に軽減しました。
- ユーザーインターフェースの刷新
APIレベル8 / Android 2.2 – 2.2.3 / Froyo(フローズンヨーグルト)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 2.2 | 2010/05/20 | 正式リリース |
| Android 2.2.1 | 2010/09/10頃 | バグ修正 |
| Android 2.2.2 | 2011/01/22頃 | Nexus One向けのバグ修正 |
| Android 2.2.3 | 2011/11/21頃 | セキュリティ・安定性向上 |
- 主な特徴
- JIT(Just-In-Time)コンパイラの導入
システム内部にJITコンパイラが搭載されたことでアプリの実行速度が前バージョンの2.1と比較して2倍~5倍向上しました。 - Wi-Fi テザリングとUSBテザリング
スマートフォンをモバイルルーターとして使い、PCなどをインターネットに接続できるテザリング機能がOS標準でサポートされました。 - Adobe Flash Player のサポート
当時のウェブで主流だったFlashコンテンツをブラウザ上で再生できるようになりました。 - アプリの外部ストレージ(SDカード)保存
アプリ本体をSDカードへ移動できるようになりました。 - ブラウザのV8エンジン搭載
JavaScriptの処理エンジンにGoogle Chromeと同じV8エンジンが採用され、ブラウジング速度が飛躍的に向上しました。 - Cloud to Device Messaging
現在のプッシュ通知(FCM)の先駆けとなる機能が導入されました。アプリがバックグラウンドで常に通信しなくてもサーバーから通知を受け取れるようになりました。 - Microsoft Exchangeのサポート強化
セキュリティポリシーへの対応やカレンダー同期などビジネス用途での利便性が向上しました。 - カメラとギャラリーのUI刷新
カメラアプリに操作しやすいオンスクリーンボタンが配置され、ギャラリーのデザインもより直感的なものへ変更されました。
- JIT(Just-In-Time)コンパイラの導入
APIレベル7 / Android 2.1 / Eclair MR1(エクレア MR1)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 2.1 | 2010/01/12 | 正式リリース |
- 主な特徴
- ライブ壁紙
ホーム画面の背景に動く壁紙やユーザーのタッチに反応するアニメーション壁紙を設定できるようになりました。 - 音声入力ボタンの導入
キーボード上にマイクのアイコンが登場しテキスト入力を声で行えるようになりました。 - マルチアカウントの同期
複数のGoogleアカウントを1つの端末に登録し、メール(Gmail)や連絡先を別々に同期・管理できるようになりました。 - ブラウザの進化(HTML5サポート)
標準ブラウザで当時の新しいウェブ標準であったHTML5のサポートが強化されました。 - Bluetooth 2.1のサポート
ペアリングの簡略化やセキュリティが向上したBluetooth 2.1 + EDRを公式にサポートしました。 - ギャラリーアプリの刷新
写真や動画を閲覧するギャラリーアプリのデザインが3D風のスタイリッシュなものに変更され、メディア管理がより視覚的になりました。
- ライブ壁紙
APIレベル6 / Android 2.0.1 / Eclair(エクレア)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 2.0.1 | 2009/12/03 | 正式リリース |
- 主な特徴
- バグ修正と安定性の向上
Android 2.0で報告された不具合が修正され、システム全体の動作がより確かなものになりました。 - APIのマイナー修正
開発者向けに既存のAPIの挙動が一部変更・修正されました。
- バグ修正と安定性の向上
APIレベル5 / Android 2.0 / Eclair(エクレア)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 2.0 | 2009/10/26 | 正式リリース |
- 主な特徴
- マルチタッチ(ピンチイン・アウト)のサポート
標準ブラウザなどでピンチイン・アウトに対応しマルチタッチが本格的に利用可能になりました。 - 複数のアカウント同期
複数のGoogleアカウントを1つのデバイスに追加できるようになりました。また、Microsoft Exchangeなどの企業向けメールアカウントの同期もサポートされました。 - Googleマップナビゲーションの登場
Googleマップアプリで無料のターンバイターン方式(音声による経路案内)カーナビ機能が初めて搭載されました。 - クイックコンタクト
連絡先の顔写真をタップすると電話、メール、SMSなどの連絡手段がポップアップで表示される機能が導入されました。 - カメラ機能の劇的な進化
ハードウェアの進化に合わせ、フラッシュの制御、デジタルズーム、シーンモード、ホワイトバランス、色効果といったデジカメに近い詳細な設定項目が追加されました。 - ブラウザの刷新
HTML5をサポートしダブルタップでのズームが可能になるなど、ウェブブラウジングの快適性が向上しました。アドレスバーのデザインも新しくなりました。 - 文字入力(ソフトキーボード)の改善
辞書の学習能力が向上し、入力ミスを自動修正する機能や打鍵感の改善が行われ、タッチパネルでの文字入力がより高速になりました。 - グラフィックス処理の最適化
メニューのスクロールやアニメーションの滑らかさが向上しました。
- マルチタッチ(ピンチイン・アウト)のサポート
APIレベル4 / Android 1.6 / Donut(ドーナツ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 1.6 | 2009/09/15 | 正式リリース |
- 主な特徴
- クイック検索ボックス
ホーム画面からウェブ検索だけでなく端末内のアプリ、連絡先、履歴などを一括で検索できるようになりました。 - 多様な画面解像度のサポート
それまでの標準(HVGA: 320×480)だけでなく、WVGA(800×480)などの高解像度、QVGA(320×240)などの低解像度をサポートしました。 - CDMAネットワークのサポート
通信方式としてCDMA(IS-95/cdma2000)を公式にサポートしました。米国のVerizonや日本のau(KDDI)といったキャリアでもAndroid端末の展開が可能になりました。 - テキスト読み上げ (Text-to-Speech) エンジン
多言語に対応したテキスト読み上げエンジンが標準搭載されアプリがテキストを音声で出力できるようになりました。 - Android Market(現Google Play)の刷新
マーケットのデザインが大幅にリニューアルされました。アプリのスクリーンショットが表示されるようになり、カテゴリー分けも整理され、ユーザーがアプリを探しやすくなりました。 - カメラ・ビデオ・ギャラリーの統合
カメラの起動速度が向上し、静止画撮影と動画撮影をシームレスに切り替えられるようになりました。 - バッテリー使用量の確認
どのアプリやシステム機能がどれだけバッテリーを消費しているかを確認できる画面が追加されました。 - VPN (Virtual Private Network) サポート
企業ネットワークなどに安全に接続するためのVPN機能が標準で搭載されました。
- クイック検索ボックス
APIレベル3 / Android 1.5 / Cupcake(カップケーキ)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 1.5 | 2009/04/27 | 正式リリース |
- 主な特徴
- ソフトウェアキーボードの導入
画面上に表示されるソフトキーボードが初めてサポートされました。予測変換機能やユーザー辞書の登録も可能になり、物理キーボードがない端末の製造が可能になりました。 - ホーム画面ウィジェットのサポート
サードパーティの開発者がホーム画面に配置できるウィジェットを作成できるAPIが公開されました。 - 動画撮影(ビデオ録画)の対応
これまでは写真撮影しかできませんでしたが、このバージョンから動画の撮影と再生(MPEG-4および3GP形式)が正式に可能になりました。 - YouTube/Picasaへの直接アップロード
撮影した動画をYouTubeに、写真をPicasaに端末から直接アップロードできる機能が追加されました。 - Bluetooth機能の強化
ステレオBluetooth(A2DPプロファイル)、ビデオのリモート操作(AVRCPプロファイル)をサポート。 - ブラウザの進化
最新のWebKitエンジンと高速なJavaScriptエンジンを採用し、ページの読み込みや描画速度が大幅に向上しました。 - UIのブラッシュアップ
ウィンドウの切り替えにアニメーションが追加されるなど、視覚効果がより洗練されました。 - 加速度センサーによる画面回転
端末を横に傾けると自動的に画面が横向きになるオートローテーション機能が導入されました。
- ソフトウェアキーボードの導入
APIレベル2 / Android 1.1 / Petit Four(プチフール)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 1.1 | 2009/02/09 | 正式リリース |
- 主な特徴
- システムの安定化とバグ修正
Android 1.0で発生していた多くの不具合を解消し、OSとしての信頼性を高めるためのメンテナンス・リリースとしての役割が強いバージョンでした。 - Googleマップの機能拡充
地図上でビジネス検索(現在地周辺のレストラン検索など)をした際、詳細情報やレビューを表示できるようになりました。 - 電話機能の改善(スピーカーフォン対応)
通話中にスピーカーフォンのオン/オフを切り替える際のタイムアウト設定などが改善されました。 - メッセージ(SMS/MMS)の添付ファイル保存
受信したメッセージに含まれる画像を端末内に保存する機能が追加されました。 - 長時間のスリープ設定
それまで短かった画面消灯(スリープ)までの時間を、より長く設定できるようになりました。
- システムの安定化とバグ修正
APIレベル1 / Android 1.0 / -(コードネームなし)
| バージョン | リリース日 | リリース内容 |
|---|---|---|
| Android 1.0 | 2008/09/23 | 正式リリース |
- 主な特徴
- Android正式リリース


